ファーストサマーウイカの魅力は何『光る君へ』

大河ドラマ『光る君へ』で清少納言=(ききょう)を好演している
ファーストサマーウイカさん。
彼女の魅力は何だろう。
ウイカさんのこれまでを振り返りながら考察していきたい。

ウイカの魅力

夢を諦めない行動力

●若いころから劇団のオーディションなどへの応募を重ねる

●派遣OLやアルバイトで生活費を稼ぎつつ、勤務を定時で終えて稽古場へ向かう

●関西を中心に東京へ遠征するなど小劇場の舞台で経験を積む

●2012年秋に上演された音楽劇『ファンファーレ』へ出演
※公演先の東京で友人ができたことをきっかけに
「いろんなところでやってみたい」「役者をやるなら一度くらいは東京へ出てみたい」と考え、
 仕事も所属先もないまま2013年5月に上京

 

これをやりたい!と心に決め、一歩も引かずに行動に移すところが素晴らしすぎる。
この行動力を見習いたい。

自己アピール力

●自ら命名
「初夏を横文字にしよう」
「この世にまだ存在していない言葉がいい」と造語の「ファーストサマー」を思いつく。

・ネットで検索にかけたら当時ひとつも存在しなかった。
「ファーストサマーという言葉が出てきたら全て自分の功績だと可視化できる
「SEO対策になる」
「寺門ジモン」のように2回重複することによりさらに印象的になると考えた。

◎2019年1月放送の『上田と女が吠える夜』に、初めて挑んだバラエティ番組。
 セルフプロデュースした「3つのキーワード」
「宝塚ヘア」「コテコテ関西弁」「毒舌」のミスマッチキャラクター
が見事に功を奏す。

しっかりした戦術があったのね

◎「2019年下半期・急上昇テレビ番組出演ランキング<フレッシュ平成世代>」で1位。
「次世代バラエティークイーン」

◎2019年の7月期放送の連続ドラマ”凪のお暇”に初めてレギュラー出演。

◎9月”ファミリーマート” 「お母さん食堂」のコマーシャルメッセージで
“香取慎吾” と共演。

◎11月”オールナイトニッポン”で念願の単独パーソナリティを務める。

◎12月映画『”ジュマンジ/ネクスト・レベル』で「ミン・フリートフット」 の吹替えを担当し
 小学生の時からの声優の夢を叶える

2019年という年は、ウイカさんにとって忘れられない年ね!!

自分の”売り” や”持ち味” を最大限に生かすことを考え、形にしていく発想力と
 発信し続けるチカラ、自己アピール力に長けている。とても賢い女性だと思う。

強い意志力

●2024年の大河ドラマ『光る君へ』で題字と書道指導を担当されている根本氏は語る。

ウイカさんは裏表がなく、はっきりとおっしゃる方

そう感じた根本氏は監督にこう提案される。
『書体を右肩上がりにしたい』
その理由は  右肩上がりの字を書く人は、意志の強い方が多いから だそうだ。
ウイカの強さを字にもプラスしようとの発想のようである。

さて、あなたの字はどうだろうか

監督たちと話し合いながら、それぞれのキャラクターの文字を作り上げていったという根本氏。

ちなみに吉高演じる紫式部は、吉高のかわいらしさをプラスして丸い曲線の多い字に。

詳しくはこちら
https://news.mynavi.jp/article/20240413-hikarukimie/

 

自分のスタイルを持ち、軸がブレないウイカさん。
その気質が文字にも表れているのだろう。
おきゃんで正直な現代っ子を思わせる清少納言もまた、同じように意志の強さを
秘めていた
のかもしれない。


【まとめ】

ウイカさんを初めてテレビで見た時、とても驚いた覚えがある。

綺麗な顔立ちなのに気取らない関西弁で話し、しかも毒舌

その後『私のエレガンス』というドラマで主役を務めていた時も、元レディースの
総長がだんだんと淑やかな女性になっていく様を見事に演じられていて、
若いお母さん役も様になっているなと感じた。

演技力も歌唱力もあるウイカさんが今後どんな役をされるだろうかと思っていたら、
清少納言に抜擢された!!
平安貴族の世界を細やかかつ軽やかに書き著した清少納言。
「春はあけぼの~」は中学時代に暗記した方も多いだろう。
清少納言独自の観察眼で思うままを素直に表現した『枕草子』 は三大随筆のひとつに
数えられている。

そんな作者の役を演じられるウイカさんもまた独自の感覚を持つ素敵な女性のようだ。
今後がとても楽しみである。

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